2018年 JIA 日本語で楽しむファミリー林間学校レポート

2018年8月18日(土)~19日(日)に1泊2日で開催されたJIA日本語で楽しむファミリー林間学校は、大成功。はじめて出会うJIA同志。親も子も新しいともだちをつくり、とても中身の濃い24時間を一緒に過ごすことができました。楽しかった思い出を写真でつづってみたいと思います。

開催地は、クリスタルマウンテンリゾートにあるボーイング社のロッジ。
冬は、スキー客で賑やかだそうです。夏のスキー場も大自然を満喫できて最高でした!

集合は、午前11時。各自もってきたお弁当を食べながらのオリエンテーションと自己紹介で、林間学校のスタートです。

はじめて会う参加者のみなさんが、打ち解けるきっかけづくりに、まずはみんなで水風船投げをしました。

大人も真剣。

キャーキャー声をあげての楽しいひととき。

やぶれた風船は、ちゃんとみんなで拾ってかたづけました。

新しいお友達と仲良く歩いてスキー場のゴンドラへ。

せっかくの晴天でしたが、山火事の影響でレニア山を見ることができませんでした。それでも山頂でハイキングをしたり、高山植物の観察をしたり、レストランで休憩したり、楽しい時間を過ごしました。

ロッジに戻ったら、夕食の準備にとりかかりました。こどもたちが中心になって、お父さんお母さんにごちそうをしてあげようと一生懸命カレーライスをつくりました。初めての料理にチャレンジする小さな子に、年上の子やJIAスタッフが寄り添って、チームワークでがんばりました。

 

 

自分たちでつくったカレーは特別の味!
「おいしい!」とお父さんやお母さんにいってもらって得意顔のこどもたちでした。

自由時間には、みんなすっかり打ち解けて、おしゃべりをしたりゲームルームで遊んだり。退屈する時間などありません。

 

夜のプログラムは、ゲーム・合唱・星の観察。
日本ならではのゲームをJIA役員「彦さん」こと勝久さんがリードしてくれました。

 

 

 

ゲームの後は、古き良き日本のキャンプソングをみんなで合唱しました。

夜も深まってからは、理科の先生、光岡いずみ先生に星のお話を伺いました。

 

デッキに出て夜空を観察。
山火事の影響で夜空の星も隠れ気味でしたが、北斗七星などはきれいに見ることができました。

初日のスケジュール終了後は、有志で大人の懇親会。
教育と医療のプロのJIAスタッフと、あれこれ話は尽きることなく夜が更けていきました。

 

2日目は、朝から早起きしてラジオ体操をしました。
初めてのこどもたちも、見よう見まねでしっかり体を動かしました。

 

朝ご飯は、彦さんのスペシャルレシピのフワフワのパンケーキを中心に、おにぎりや、夕飯の残りもいただきました。

林間学校最後のアクティビティーは、スイカ割り。
2つのスイカを見事に割って、みんなで食べました。

ロッジの管理人さんに「こんなにきれいにしてくれたグループはいままでいない」と褒められるほど、しっかりきれいにロッジの掃除をして、最後にひとりひとり感想をいってもらい、林間学校は終了しました。

24時間前に初めてあったとは思えないほど、みんなとっても仲良くなって別れを惜しんでいました。

 

アメリカで日本語ができ、日本人の価値観をもったこどもを育てるのは大変なことです。それでも仲間がいれば大人も子供も共に学び、成長することができる。そう確信した林間学校でした。

参加された親御さんからも

「知り合いも誰も参加しないので、不安でしたが、参加して本当に良かった」
「内容が盛りだくさんで、本当に1泊2日だったか信じられないぐらいです」「料理と後片づけを覚え、こどもがお皿洗いも、トイレ掃除もしてくれるようになりました」
「普段ふれあうことのない年代の違うこどもたちと話せたことが、よい刺激になった」

といったお声をいただきました。

来年のJIA日本語で楽しむファミリー林間学校は、8月24日(土)~25日(日)に開催予定です。ぜひ、みなさまご参加ください!